幻想水滸伝について2
好きすぎて追記
幻想水滸伝 水滸伝ファンのため、最初は水滸伝パクったつまらないゲームと思いこんでしまいのちに買って激しく新品で買わなかった事を後悔しました
水滸伝を丁寧に反映されていて、1の主人公はお坊ちゃんで、国の棒術指南役に棒術を習いやがて梁山泊よろしく、堅固な自然要塞に身を宿し、圧政に苦しむ国を救うために反乱軍になるというストーリー
序盤でいく清風山の山賊は二丁斧使い、旅人に毒を飲ませる宿屋の主人や、大富豪から反乱軍へ転身する副棟梁
何から何まで水滸伝
しかもそれぞれの星は、本家水滸伝のキャラを彷彿とさせる設定なのが素晴らしい
主人公は宋江よろしく天魁星
水軍頭領は李俊と同じ
五虎将筆頭は元敵軍の大刀使いと素晴らしい配役
3も素晴らしかった 特にゲド周り
水滸伝好きにもこれだけ納得させる要素を入れつつ、108人ものキャラを生み出し、破綻のないストーリーとシステムを合致してあるのは奇跡としかいいようがない
しかも2はパワーアップさせて出たわけで
凄まじいです これだけで並居る洋ゲーに100年まけない日本が誇れるゲームだと確信してます
また、2のバットエンドルート?らしきティントの選択は、一度見てほしい 素晴らしい出来です また、ここから本ルートに戻った時のビクトールの暖かさ 泣ける
終始ビクトールは、豪放磊落さに隠された、世間一般の優しさを超えた優しさを感じるのだけど、本当に大好きなキャラです
多分、あらゆるゲームの男キャラで一番好きで、こうなりたいという理想像
小説 闇に煌めく道標も素晴らしかった
中盤、解放軍のリーダーにみんなが押す中、1人主人公に好きに生きさせる事を諭し、戦いは自分達が引き受けるから、と言ってくれるシーンとか 本ルート以外で見せる彼の優しさが堪らないですね
1の時は豪放磊落さが強かったのだけど、2で色々過去の体験から来る人間性が滲み出てていい
また、1のネクロード戦で思いびとの傀儡を躊躇わず切り倒し、仇に斬りかかった後の体を震わせるドット絵は、心中察して余りあり、未だに焼き付いています
辛い経験をしながら、現実を見据えながらも誰よりも温かい彼の存在が幻想水滸伝というゲームを、単なるゲームとは思わせません
ああなりたいと思いますが、難しいですね
ビクトールなら、現状をどう過ごすかなぁ
そんな毎日です
少しゲーム外の話が多かったけど、なにか熱意が伝わって、たくさんの人に遊んで貰えたら幸せです